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町史編さん調査余話(66)

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福島県会津坂下町

■旧五十嵐家住宅(2)
~民家とは何か~(地方色・職業による違い)
今月から、国指定重要文化財の旧五十嵐家住宅について
ア・民家とは何か(今月号掲載)
イ・どんな民家が古いか(7~11月号掲載予定)
ウ・旧五十嵐家住宅の特徴(12~1月掲載予定)
エ・展示されている農具などについて(2~3月掲載予定)
の順に、シリーズで報告します。
今月は、民家の違いをテーマにします。

民家は、住む人の生活形式の変化や大工道具・建築技術の発展により変わっていきます。また、生業により違いが見られます。
同じ地域や職業でも階層によって違いがあり、気候や山間部・海岸部、温暖地・降雪地の環境の違いで地方色や職業色が生まれます。当町でも、越後街道の宿場として栄えた町の市街地と周辺農村部、市街地の中でも役人宅・鍛冶屋・呉服屋・酒屋・食堂など、職種で家の形状や屋根の形式に違いがあります。
さらに、今に残る民家は封建時代に建てられたことから、身分や資産に応じた家作りを定められており、華美な設えを禁じるなど身分制度が様々な形で残されています。


※基本的な屋根形式(後藤一雄・武者英二著「図解建築構法」彰国社1985改編)

※図など詳細は、本紙またはPDF版17ページをご覧ください。

問い合わせ:町史編さん室
【電話】83-3010
※中央公民館2階にて『会津坂下町史』を販売しています。
(平日午前8時30分〜午後5時)

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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