ここでは市内に生息する動植物を紹介します
■「シオカラトンボ」
シオカラトンボは、シオカラトンボ属シオカラトンボ種の中型のトンボで、体長は50~55mm、後翅(こうし)は43mm前後です。オス・メスで大きさはあまり変わりませんが、成熟するとオスは体全体が黒色となり、胸部から腹部前方が灰白色の粉で覆われます。この粉を塩に見立てたのが名前の由来です。メスは黄色で小さな斑紋(はんもん)があるので、俗にムギワラトンボとも呼ばれています。複眼の色は、オスが青色でメスは緑色です。
標高の低い池や沼、流れの緩い河川、水田や公園の池などに生息し、成虫・幼虫ともに肉食で、小型の昆虫を捕食します。日本全土に分布し、市内全域で見ることができます。
市街地でも見られる身近なトンボです
問合せ:環境生活課
【電話】39-1221
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