市内に生息する動植物を紹介します
■「トビ」
トビはタカ目タカ科に属する鳥類です。「ピィーヒョロロロ」と鳴きます。全長はオスが約60cm、メスが約70cmで、メスは翼を広げると160cmほどです。体色は褐色と白のまだら模様で、目の周りは黒褐色になっており、オス・メス同色です。飛んでいるときには翼下の先端近くに白い模様が見えます。飛び方は羽ばたきに頼らず、主に上昇気流を利用して輪を描くように滑空します。上空から餌を探し、餌を見つけるとその場所に急降下して捕まえます。主に動物や魚の死骸を食べますが、生きた小動物も捕食します。樹上に巣を作り、メスは卵を2~3個産みます。九州以北に分布し、市内全域で見ることができます。
水田、河川、湖沼の周辺、市街地などに生息しています
問合せ:環境生活課
【電話】39-1221
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