市内に生息する動植物を紹介します。
■「チカラシバ」
チカラシバはイネ目イネ科に属する植物です。多年草で毎年花が咲き、地上の部分は秋に枯れますが、根や茎などは枯れずに地下に残り、翌年も芽を出します。茎の高さは30cmから80cmほどで、何年もかけて大きな株になります。葉の形は線形で、葉脈が並行になっているなど、単子葉植物の特徴が見られます。花の色は黒みがかった紫色で、何回も枝分かれして花が付き、全体が円錐状に見えます。
非常にしっかりとした草で、引き抜くにも刈り取るにも力が要ります。名前の「力芝(ちからしば)」も、がっしりと力強く根を張ることに由来します。
市内全域の道端や土手、河原などの日当たりの良いところで見られます
問合せ:環境生活課
【電話】39-1221
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