ここでは市内に生息する動植物を紹介します。
■「センブリ」
センブリは、リンドウ目リンドウ科に属する植物です。全ての部分の苦みが非常に強く、名前の由来は「千回振り出しても(煎(せん)じても)苦い」が略されたといわれます。薬草として利用されていて、生薬名は「当薬(とうやく)」です。
茎は10cmから20cmほどの高さで、淡い紫色をおびています。茎の節に左右に向かい合って葉が直接付き、葉の色も紫色と緑色が混ざります。葉の形は線形で、葉の縁は凹凸なくなめらかです。8月から11月ころに星形の花が咲き、花の色は白色で紫色の筋があります。何度も分枝して花がつくため、全体が円錐状に見えます。
日当たりの良い山地や野原に生息しています
問合せ:環境生活課
【電話】39-1221
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