ここでは市内に生息する動植物を紹介します。
■「キクザキイチゲ」
キクザキイチゲは、キンポウゲ目キンポウゲ科に属する植物です。多年草で、毎年春に花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残ります。残った芽は地中で冬を越し、春になって成長します。茎の高さは、10cmから30cmほどです。
葉は、地上茎の根本より葉の付く根生葉(こんせいよう)で、葉の縁は大きく欠けており、不揃(ふぞろ)いの切れ込みがあります。花は、茎の先端に1つ咲きます。花の色は淡紫色(たんししょく)や白色です。森林や草原などに自生しており、市内では東山地区、鶴ケ城付近などで見ることができます。
別名「キクザキイチリンソウ」と呼ばれています
問合せ:環境生活課
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