市内に生息する動植物を紹介します。
■「キイトトンボ」
キイトトンボは、トンボ目イトトンボ科に属する昆虫です。
体長は約40mm、後翅(こうし)の長さは約20mmで、イトトンボの中では体が太い中型のトンボです。翅(はね)は無色透明で、脚は黄色、複眼と胸部は黄緑色をしています。腹部は、オスが鮮やかな黄色、メスも黄色に緑色をおびた色をしています。この特徴的な鮮やかな体の色から「黄糸(きいと)トンボ」と名付けられました。
成虫は非常にどう猛で、ほかのイトトンボも捕まえて食べます。平地から低山地帯の池や沼、湿地、湿原に生息し、本州から九州に分布しています。市内全域で見ることができます。
腹部が黄色いため、よく目立ち、ほかのイトトンボと簡単に見分けることができます
問合せ:環境生活課
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