このコーナーでは、今、夢中になって、何かに打ち込んでいる子どもたちの姿を紹介します。
■「仲間と奏でるお囃子(はやし)」
曲山奈津紀(まがりやまなつき)さん(東山小4年生)
真剣な表情で、力強く太鼓を叩くのは、曲山奈津紀さんです。小さいころから音楽が好きな奈津紀さんは、3年生のときにお母さんから勧められて、お囃子を始めました。奈津紀さんが今練習しているのは、会津地域の盆踊り歌として最も親しまれている「会津磐梯山」の太鼓と歌です。「大勢の人の前で演奏するのは緊張するけれど、仲間と一緒にお囃子をすることがとても楽しい」と話す笑顔からは、仲間とのお囃子を心から楽しんでいる様子が伝わってきます。お囃子を始めたころに、歌詞の中に出てくる「会津磐梯山」や「翁島」などの場所を家族と一緒に巡ったことで、「歌詞の情景を思い浮かべながら歌っている」と話す奈津紀さん。歌唱表現を工夫しながら、自宅でも熱心に練習に取り組んでいます。
「演奏を見てくれた人に、お囃子がかっこいいと思ってもらえるよう、これからもみんなと一緒に、練習を続けていきたい」と今後の目標を力強く話してくれました。
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