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自治体の皆さまへ

新年のご挨拶

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福島県会津若松市

会津若松市長 室井照平

明けましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、日頃より市政運営にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も引き続き、市民の皆様の参画と協働のもと、活力ある本市の創造に向けて、各施策を着実に推進してまいります。

■将来にわたり安心して暮らせる地域社会をつくるために
本市の子どもたちが身体的・精神的・社会的に幸福な生活を送ることができる社会を実現していくため、令和7年度を始期とする「こども計画」を策定し、各施策に着実に取り組んでまいります。また、学校教育では、子どもたちの確かな学力や多様な能力の向上を図るとともに、地域総ぐるみで子どもたちを育てる環境づくりを推進してまいります。
さらに、「つながりづくりポイント事業」の対象拡大や、障がい者福祉施策の総合的な推進に加え、地域で支え合う地域共生社会の実現に向けた地域福祉活動の基盤づくりや、相談支援体制の充実などにも力を注いでまいります。

■さらなる誘客を図るために
令和6年の本市における観光需要はコロナ禍以前と同水準まで回復しており、特に東山・芦ノ牧温泉への外国人観光客の宿泊数は、過去最高を記録した一昨年を大きく上回る水準まで増加しました。
また、本年10月からの10年間は入湯税を引き上げ、その財源を基に、東山・芦ノ牧温泉街の修景などを行い、さらなる温泉街の魅力の向上を図ってまいります。
さらに、本年4月から始まる「ふくしまデスティネーションキャンペーン」のプレキャンペーンや「大阪・関西万博」を契機とした誘客を図るとともに、冬季間や平日などの閑散期に重点を置いた事業の展開により、観光需要の平準化に取り組んでまいります。

■雇用拡大と地域活力の維持発展を目指して
新たな雇用の受け皿となる工業団地の整備に取り組むとともに、既存企業の支援などにより、雇用拡大や若者の地元定着を目指してまいります。また、昨年、開所から5周年を迎えた「スマートシティAiCT(アイクト)」を核とした各種デジタルサービスのさらなる深化・発展を目指してまいります。

■持続可能なごみ処理体制の構築と「ゼロカーボンシティ会津若松」の実現に向けて
昨年5月に「ごみ緊急事態」を宣言し、将来的に持続可能なごみ処理体制を維持するため、さまざまな機会を捉えた周知・啓発により市民や事業者の皆様と危機意識の共有を図るとともに、ごみの減量に向けた取り組みを進めてきたところであります。
本年は、次の世代に住みよい環境を引き継いでいくため、市民の皆様にご協力いただきながら「家庭ごみ処理有料化」を進めるほか、猪苗代湖のラムサール条約湿地登録などにより、先人から引き継いだ貴重な地域資源を、より価値あるものとして未来へ引き継いでいくための取り組みを進めてまいります。

■にぎわいと活気の創出に向けたまちの拠点づくり
いよいよ本年5月には、これまで整備を進めてまいりました市役所新庁舎の供用を開始いたします。情報や防災、市民サービスをはじめ、市民の皆様の生活を支えるための中心施設であるとともに、にぎわいと活気の創出に向けたまちの拠点となるよう、開庁に向けた準備を進めてまいります。

■新たな総合計画の策定に向けて
昨年、令和9年度からの10年間を計画期間とする「新たな総合計画」の策定に着手いたしました。本計画は、市民の皆様の参画のもと、総合的かつ計画的な市政運営の指針として策定するものです。本年は、策定市民会議やタウンミーティング、地区別・世代別のワークショップの開催など、引き続き策定に向けた取り組みを着実に進めてまいります。

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