皆さんに役立つ防災情報を紹介します。
■第26回は「冬の台風~爆弾低気圧~」
冬から春にかけて、ニュースで「爆弾低気圧」という言葉を聞くことがあります。「爆弾低気圧」とは、中心気圧が急速に低下する温帯低気圧のことで、暖気と寒気がぶつかる場所で急発達し、前線を伴うため、広い範囲で強風や大雪となるという特徴があり、「冬の台風」とも呼ばれます。
「爆弾低気圧」は、停電や通信障害、道路の渋滞、立ち往生、公共交通機関の運休といった被害をもたらします。また、急激な気圧の変化により、頭痛や関節痛など、体調に支障をきたす場合もあります。
寒い冬の日に突然停電が起きたら、皆さんはどのように対処しますか。例えば、電気を使わない石油ストーブは、暖を取ることに加え、煮炊きもできる優れものです。冬の災害に備え、防寒対策や水・食料などの備蓄品を確認してみてはいかがでしょうか。
問合せ:危機管理課
【電話】39-1227
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