令和5年度当初予算が決定

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3月定例会で、令和5年度の一般会計当初予算が決定しました。
令和5年度は市第三次総合計画がスタートする重要な年です。健全で持続可能な財政基盤を維持しながら未来に向けた新たな一歩を力強く踏み出すための予算として、総合計画で掲げた7つの政策の柱に基づき編成しました。

当初予算の詳細は、市ホームページにも掲載しています。

◆予算の規模

◆一般会計歳入・歳出予算の状況

◆特別会計の予算額

◆企業会計の予算額

◆当初予算の主な事業
[新規]は新規事業、[拡充]は拡充事業

政策の柱ごとの主要事業を紹介します。

▽政策の柱1　教育・学び
・中学生海外研修
外国文化に触れる海外研修を通じて、広い視野を持った生徒を育成します。【2672万円】

・外国語教育推進事業
継続的な教育を通じて、英語によるコミュニケーション能力の向上を目指します。【6632万円】

・[新規]新奥州相馬氏700年記念事業
故郷の歴史をさらに深く知るための市民向けバスツアーなどを通じて、郷土への愛着や誇りを育みます。【819万円】

▽政策の柱2　こども・子育て
・幼保小中給食費無料事業
・幼保保育料無料事業
・乳幼児子ども医療費助成事業
子育て世帯の経済的負担を軽減し、子育て環境を充実させるため、幼稚園・保育園の給食費と保育料、小・中学校の給食費を無料にします。また、乳幼児の医療費の自己負担額を助成します。【3億9388万円】

▽政策の柱3　健康・医療・福祉
・サンサンチャレンジ
メタボリックシンドローム該当者や予備群の方の減量を促進し、健康寿命を延ばします。【2547万円】

・[新規]高齢者補聴器購入費助成事業
補聴器の購入費を支援することで高齢者の社会参加を促し、認知症予防につなげます。【820万円】

・市民プール更新事業
老朽化した南相馬市民プールと屋内市民プールを集約します。【11億7082万円】

▽政策の柱4　産業・しごとづくり・移住定住
・[新規]農業研修機関の開設準備
農業法人などへの人材供給の円滑化や、農業者同士のつながりの強化などのため、農業研修機関の令和6年春の開設を目指します。【2592万円】

・[新規]中小事業者チャレンジ応援事業補助金
新たな事業展開を計画し、事業の継続や発展に積極的に取り組む中小事業者を支援し、経営安定を図ります。【1612万円】

・[新規]南相馬鹿島サービスエリア周辺開発検討事業
サービスエリアのポテンシャルを最大限に生かした地域活性化を目指します。【1444万円】

▽政策の柱5　都市基盤・環境・防災
・空き家等対策の推進
空き家に関する相談受け付けや、空き家問題の解決に向けた調査・提案・サポート業務を実施します。【5209万円】

・[拡充]定額タクシー「みなタク」の拡充
みなタクの利便性向上に向けて、制度を見直します。【5193万円】

・[拡充]防災情報発信機能の強化
市民への防災情報の伝達手段を充実させるため、防災行政無線の機能を強化します。【6億6803万円】

▽政策の柱6　地域活動・行財政
・まちづくり委員会への支援
地域課題の解決や地域づくりを住民自ら計画・実践する「まちづくり委員会」に交付金を交付します。【1000万円】

・自治体デジタル・トランスフォーメーションの推進
デジタル技術やAI(人工知能)を活用して、行政サービスの向上を図ります。【3026万円】

・新庁舎の建設
新庁舎に求められるニーズや機能を実現するため、準備を着実に進め、新庁舎完成を目指します。【3660万円】

▽政策の柱7　原子力災害復興
・[拡充]小高区魅力ある教育推進
小高区で、認定こども園から小中学校まで一貫した英語教育を実施します。【1075万円】

・旧避難指示区域内での店舗営業支援
日常生活に必要なサービスを提供する店舗を支援し、復興を推進します。【4016万円】

・おだかぐらしファンづくり
小高区を中心とした情報発信や移住体験ツアーを通じて、同地域のファンを増やすとともに移住定住を促進します。【7603万円】

問合せ：財政課
【電話】24-5225