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南相馬市新庁舎建設基本設計が完成しました(2)

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福島県南相馬市

◆3.市民利用を第一に考えた階構成・平面計画
詳しくは本紙をご覧ください。

◆4.今後のスケジュールについて(予定)
実施設計 R6.10~
工事 R8.10~
竣工 R11.3
開庁 R11.5
現庁舎解体 R11.7~

◆5.皆さんのご意見により修正した点
i)駐車場
駐車場の幅を広くしてほしいとの意見が多くあり、十分な駐車台数を確保できていることから、思いやり駐車スペース(幅3.5m:15台)以外は、すべてゆとりある駐車スペース(幅2.7m:231台)、合計246台としました。
また、駐車場の出入口の幅は5mあり、車2台がすれ違うのに一定のゆとりがある幅を確保しています。

ii)トイレ
市民が多く利用する1階、2階のトイレを増やしてほしいという意見が多くあったため、設計案から15基増設しました。
また、災害時にも利用できるトイレも設置予定です。

iii)内装・配置
庁舎に地元の特色を入れてほしいとの意見から、内装などに「野馬追」「サーフィン」「ロボット」「国際交流」等の特色を取り入れていきたいと考えています。

◆6.基本設計完了時点での概算事業費について
新庁舎の概算事業費は、世界的なエネルギー資源の高騰や建築資材等の高騰、働き方改革による人件費の高騰により令和4年度に策定した基本計画よりも約1.4倍の物価上昇が生じています。そのため、基本計画時の71億円を上回る総事業費を抑えるため、事業費の圧縮を図りました。

i)事業費削減の検討
必要な品質、設備機能は保持しつつ、建物構造を簡素化することで費用の抑制に取り組みました。
また、面積についても、基本計画では延床面積を11,000平方メートルとしておりましたが、書かない窓口をはじめとするさらなるDX化を想定し、約1,900平方メートルの床面積削減も行いました。
その結果、基本計画時からの事業費上昇分を140%から127%までに抑制しています。
なお、今後も予想される物価上昇に対する追加費用も想定しています。
さらに、今後行う実施設計においても、コスト削減策を講じながら進めてまいります。

ii)事業費の財源的対応
基本設計で算出した総事業費90億円の財源については、合併特例債46億円、庁舎建設基金35億円、国庫補助金4億円、一般起債5億円としています。合併特例債は元利償還金の70%が国から交付税措置(支援)があり、また庁舎建設基金は平成28年度から積み立てし、財政負担を平準化しており、今後、事業費上昇分に対する起債による借り入れを行っても、市の財政の収支均衡は引き続き確保されると見込んでおります。

本資料は抜粋になります。市役所(公有財産管理課)、各区役所(市民総合サービス課)、中央図書館、各生涯学習センターに資料を準備しています。また、ホームページでも閲覧できます。

問合せ:公有財産管理課
【電話】24-5405

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