あなたは今、苦しい気持ちや悩み、解決できない問題などを一人で抱えていませんか。
全国の自殺者数は、平成10年以降3万人を超える状態が続いていましたが、平成24年に3万人を下回り、平成30年以降は2万人前後で推移しています。令和4年の自殺者数は、前年より874人増の21881人で、男性の占める割合が女性の約2倍という状況が続いています。また、女性は2年連続の増加、小中高生は過去最多となっています。
自殺は個人では対応しきれない社会的な要因が、複雑に絡み合って引き起こされます。
あなた自身とあなたの大切な人のためにも、小さな悩みや不安でも、誰かに話してみてください。
悩んでいる方が相談できる窓口や、悩んでいる人に気付いた時にできることを紹介します。
◆悩んでいる人に気付いたら
ゲートキーパー(命の門番)は、悩んでいる人に気付き、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。「いつもと違う…」と気付いたら、声をかけることから始めてみませんか。どれか一つできるだけでも、悩んでいる方にとっては大きな支えになります。市では、ゲートキーパー養成研修会を開催しています。日程は決まり次第、お知らせします。
▽気づき
家族や仲間の変化に気付いて声をかける
▽傾聴
本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
▽つなぎ
早めに専門家に相談するように促す
▽見守り
温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
◆悩んでいるあなたへ
▽電話相談
▽SNS相談
・生きづらびっと(NPO法人自殺対策支援センターライフリンク)
・こころのほっとチャット(NPO法人東京メンタルヘルス・スクエア)
・あなたのいばしょ(NPO法人あなたのいばしょ)
問合せ:健康づくり課
【電話】23-3680
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