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高校生発 ロールモデルをみつけよう!LET’S GO

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福島県南相馬市

13人の高校生が「憧れの大人」を取材

レストランMADY(マディ)
吉川 未来(みき)さん

◆未来さんの夢に向かって、レストランMADY
原町区にあるレストランMADYは、看板料理のバーニャカウダを中心とした創作洋食が人気です。MADYを営む吉川さん夫妻の妻・未来さんが飲食サービスの魅力に気付いたのは大学生の時に始めた飲食店のアルバイトでした。お客様が笑顔になる料理とサービスにこだわる師匠の姿や、幼少期から好きだった料理に関わるワクワク感に、この仕事が自分に向いていると確信したそうです。大学卒業後は正社員として修行を積み始めました。浪江町出身の未来さんは「将来は福島に帰って開業したい」という夢を持ちます。当時、IT企業に勤めていた夫・晃(ひかる)さんは未来さんの夢を後押しすべくレストランで料理の修業を始めました。夫の協力の下、開店に向けたさまざまな問題を解決し、2022年3月にレストランを開きました。

◆お客様ファースト精神でできることを
常に「お客様ファースト」を忘れない未来さん。食べやすいタイミングに料理を提供することを大切にしていて、フロアを見て調理時間を調整したり、提供する時間が遅くなる場合は状況を伝えたりするなどの工夫をしています。「おいしく食べてもらうこと」と「安心感を持ってもらうこと」は、未来さんが大切にしているサービスでもあります。お客様に喜んでもらえるように考える、吉川さん夫妻の仕事への姿勢に触れました。

◆未来さんの目指す目標
未来さんの目標は、修行時代にお世話になった師匠に近づくこと。独立へ向けて多くのサポートをしてくれた方でもあります。未来さんは「師匠のお店のように長く愛されるお店になること、そしてお客様が明るい気持ちになるような『までい』なサービスを提供し続けていくことが目標です」と話します。

◆目標を立てると行動が変わる
「明確な目標を持つ事ができれば、あとはそこに向かって頑張るだけ」と話す未来さん。自分のお店を開く目標に向けて、綿密な計画書を基に行動し、関係者からの信頼を得た方の力強さを感じました。
未来さんの話を聞き、私たち高校生は、将来の目標を持つこと、そして、そこに向けての行動がとても大切なのだと改めて気付くことができた時間でした。

●編集後記
取材を通して、目標をしっかりと持つことの大切さ、そして目標の達成に向けて計画をしっかりと立てる重要性を感じました。
何となく目標を立てるのではなく、自分のできることや得意なことをしっかりと見つめ直した上で、きちんとした計画を立てて勉強に取り組んでいきたいと思いました。
「計画を立てることで自分の気持ちに余裕を持つことができる」との未来さんの言葉を意識し、日常生活を過ごそうと思いました。
-編集部員代表 原町高2年 後藤 那由多(なゆた)さん

(一般社団法人あすびと福島編集協力)

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