■伝えよう 僕らの想いを!みんなでつくる栴檀祭
10月21日、町立学校体育館において幼稚園・小中学校合同の文化祭「栴檀祭」が行われました。「伝えよう僕らの想いを!みんなでつくる栴檀祭」のスローガンのもと、合唱やダンス、劇など何カ月も練習を重ねた成果を発表しました。
幕開けは、幼稚園児による劇「科学戦隊シビックマン」で、年少児もセリフを覚え熱演しました。
小学校下学年は、朗読、楽器の演奏など3部構成で8人がぴったりと息の合った表現を見せ、上学年はスーパーマリオのキャラクター達に扮した16人が、体育館のステージを広く使って、縄跳びや一輪車、跳び箱などを披露しました。技が成功するかどうか、会場内の緊張感が高まりました。
中学生は、9月に実施した職場体験で感じたことを、「再興〜想いと願いと体験と〜」と題し、双葉町に関わって働く人や町に住む人の想いについてまとめ、体験した施設ごとに発表しました。その後のダンス「ときめきを運ぶ列車Choo Choo TRAIN」も、堂々と自信に満ちた発表でした。
栴檀祭の終盤には、小学校全児童と教職員による合唱と、小学校上学年と中学生によるせんだん太鼓の演奏がありました。歌声のハーモニーや力強い演奏に、保護者や会場内の参加者は聞き入っていました。
どの発表も園児・児童・生徒の一生懸命な姿に、会場から惜しみない拍手が送られました。コロナ禍による観覧人数の制限もなく、家族や関係者が見守る中、栴檀祭は幕を閉じました。
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