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自治体の皆さまへ

~教育長メッセージ~

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福島県双葉町

■夢と希望のある「学び」へ
令和5年度がスタートいたしました。昨年、8月に震災後11年5カ月を経て、帰還困難区域内の特定復興再生拠点区域の避難指示が解除されました。そして、9月5日には双葉町役場新庁舎において業務がスタートし、双葉町内での各種イベントに加え生活を始めた町民の皆さまにより、少しずつ賑わいを取り戻しております。
本年度は、双葉町にとってさらなる大きな飛躍をする段階であり、スピード感を持って取り組んでいかなければなりません。また、兼ねてより懸案事項であった町内学校施設等の在り方については、利用の可否も含め在り方を示すべく、まちづくり推進のための各機関において具体的な検討・調整に入りました。
いわき市錦町にて再開している町立学校も10年目を迎えました。現在、新入生はもちろん、進級した在校生を迎え入れるため、4月6日の幼稚園の入園式及び小・中学校の合同入学式と始業式の準備を進めているところです。「新型コロナウイルス感染防止対策」については、国・県のガイドラインを確認しながら、学校における取り組みを支援してまいりたいと考えております。
県内外の多くの双葉町の幼児、児童・生徒の皆さんも、それぞれの就学先で夢と希望に胸を膨らませ、新学期の学校生活を楽しみにしていることと思います。保護者の皆さまからも温かい励ましの言葉をお願いいたします。
また、生涯学習に係る各自治会や婦人学級におきましても、令和5年度の組織並びに年間計画の策定では、ウィズ・コロナを念頭に今までの基本的感染予防対策を継続しながら、工夫を取り入れることで、以前のような楽しい有意義な活動ができるようご期待申し上げます。
これからも、生涯学習・社会教育・学校教育に携わる人々が一体となって連携協力し、幼児期から義務教育、義務教育から生涯学習へと学びが連続的につながり充実するよう、それぞれの場面でサポートしてまいりたいと思いますので、今後とも、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

■[再掲]双葉町教育振興基本計画[R3年度~R7年度]基本構想
双葉町を担う「貢献できる人材の育成」を目指すべく教育基本構想を掲げ、双葉町が大事にしてきた「双葉町の教育8つの柱」を引き継ぎ、それを実現するための15の目標を設定し、教育環境の充実や歴史・伝統・文化の継承に努めてまいります。

▼学校教育
○目指す子どもの姿…生活や学習に目標を持ち 学び続ける子ども
子どもたちがやがて社会人として成長したとき、社会や地域に「貢献できる人材」に育てるため、幼児期から中学校までの学びが連続する教育活動を展開する。

▼生涯学習
○目指す町民の姿…生涯を通じて 健康で 学び続ける町民
「いつでも、だれもが」学びたいと思う環境をつくり、生涯にわたる豊かな学習活動とスポーツライフを支援する。

双葉町教育委員会教育長 舘下 明夫

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