山田行政区 総会・交流会

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5月13日、14日いわき湯本温泉ホテル古滝屋において山田行政区総会・交流会を4年ぶりに行い、避難先より44人が参加されました。
総会前に、全員で黙とうを行い、ご多忙のところ、伊澤史朗町長、徳永修宏副町長、平岩邦弘副町長にも花を添えていただきました。伊澤町長には町の復興状況や来年度から始まる特定復興再生拠点区域外の除染について説明を受けました。
議事に入り令和4年度の収支報告、令和5年度の計画を含め議案すべてが承認されました。今後の課題として、震災前のような行政区内の組織が組めてないことについて認識を共有しました。
また、山田地区から要望し、町住民生活課長及び内閣府原子力被災者生活支援チーム並びに原子力災害現地対策本部の方々から「帰還・居住に向けた今後の進め方」についての説明を聞きました。参加者からは、家屋解体や農地除染の運用についての質問が相次ぎ、復興が見えるようにスピード感を持って取り組んでほしいなどの意見が出ました。役員一同情報を交換し合い、差し迫った行政区内の除染について対応できるよう認識を新たにしました。
交流会は徳永副町長の乾杯のご発声により、久しぶりに集まった皆さんと昔話や避難先での情報交換、スマートフォンのペットや野菜作りの写真に心を和ませ、時間を忘れて楽しいひとときを過ごし、佐藤孝一元区長の一本締めでお開きとなりました。
天野正衛さんより、参加者全員に今年の干支である手作りのウサギの縫いぐるみをプレゼントされ朝食後、手を振り来年の再会を約束し帰路につきました。