6月4日、浜野行政区の中野八幡神社敷地内で地域の再生を願い浜野復活記念碑とあずまやの除幕及び完成祝式が行われました。除幕式では髙倉洋尚宮司による祝詞奏上、安全祈願ののち、伊澤史朗町長のお祝いの言葉を舘下明夫教育長が代読しました。記念碑には伊澤町長が命名した『復活』の文字を、加須市に避難している書道家の渡部翠峰(正義)さん(長塚一)が揮毫されました。碑には「復活を願い」と題した建立の由緒とともに、震災当時浜野地区の世帯主49人の名前が刻まれています。
また、石碑の建立にあわせてあずまやの完成祝いも行われました。あずまやの建築には齋藤宗一さん(郡山)、田中信一さん(細谷)より寄贈を受けた解体された自宅の大黒柱が使われました。主催した浜野行政区の髙倉伊助区長は、「神社を訪れた方の休憩場所として、町の思い出やこれからの双葉町を語る場になってほしい」とあいさつされました。
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