長寿も、健康も、まずは自分の体を知ることから始まります。
福島県民は、平均寿命や健康寿命が全国平均と比べてやや短く、生活習慣病の引き金となるメタボ率が高めの傾向が続いています。死因の上位3位を占める悪性新生物、心疾患、脳血管疾患のリスクは健診で調べることができます。(表1、2を参照)
「健康診査」は、あなたの今と将来のからだの状態を教えてくれる貴重な機会です。
▽表1
▽表2
※第二次健康ふくしま21計画改定版より抜粋
▽健康診査のポイント
壮年期の方は腹囲(内蔵脂肪)や血圧、血中コレステロール値などの傾向を知り、生活習慣を見直す機会となります。一方、高齢者は体重や身長等の傾向からフレイル予防の必要性や、加齢や服薬による肝機能や腎機能の状態などを確認することができます。「年だから・・・」と言わずに、年に1回は健診を受けましょう。
※「フレイル」
加齢に伴い体や心の働き、社会的なつながりが弱くなった状態のこと。放っておくと要介護につながる危険があり、早めに気づいて適切に対処すれば健康な状態に戻れる段階です。
▽がん検診のポイント
がんは早期発見・早期治療がとても重要です。早期のがんは症状がなく気づきにくいため、「がん検診」は定期的に受けましょう。がんの「疑いがある(要精密検査)」場合は、速やかに受診しましょう。
参考:福島県ホームページ
今年度の総合健診等のご案内を、7月号に掲載しておりますので、ご確認ください。
問合せ:健康福祉課 健康づくり係
【電話】0240-33-0131
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