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自治体の皆さまへ

~教育長メッセージ~

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福島県双葉町

■夢と希望のある「学び」へ
連日のように猛暑日や豪雨による被害のニュースが話題となっておりますが、皆さまの地域の安全や体調管理は大丈夫でしょうか。
双葉町の園児、児童、生徒の皆さんも、夏休みに入って10日あまりが過ぎました。計画的に家庭生活が送れているでしょうか。今年の夏は、新型コロナウイルス感染症も5類感染症へ移行され、多くのイベントや生活パターンが従来に戻りつつあります。
一方で、猛暑日が続き屋内ではクーラーをつけて閉め切ってしまうケースが多くなりますので、水分をこまめにとり、換気することで熱中症を予防してほしいと思います。また、大雨洪水被害、土砂災害など、天候による自然災害についても、「地域ハザードマップ」を再確認しながら防災意識を高め、ご家庭の中で「命を守る行動」を一人一人が理解し、取り組めるよう話し合っていただきたいと思います。

■福島大学大学院教職実践研究科教職高度化専攻(教職大学院)
「福島の学校と教育課題I・II」(7月5日 双葉町役場)
福島大学特任教授の天野和彦先生の受講生、現職派遣院生15人、そして、学士課程卒業後進学院生8人、合計23人の大学院生が、フィールドワークの一環として来庁され「双葉郡教育復興におけるこれまでの取り組みと課題、そしてこれから」というテーマのもと、講演しました。たいへん熱心にフィールドワークをこなし、後日レポートが届きました。これからの教育、双葉町の新しい学校教育を検討する上で、院生の多方面からの考え、アイディアが貴重なヒントとなった機会でした。

■教育委員視察研修 (7月6日・7日 宮城県女川町、東松島市)
かねてより、東日本大震災からの被災地復興の様子と学校再開への取り組みについて、教育委員の視察研修を検討しておりました。ようやくこの時期に実施でき、たいへん有意義な視察研修となりました。以前にお知らせしましたように、5月に学校設置検討委員会を発足し、第2回の委員会を今後開催予定です。多くの観点から、学校を取り巻く地域全体の様子、震災の教訓を生かした校舎建築や教育カリキュラムなどたいへん参考になりました。第一段として宮野森小学校の写真を掲載します。第二段は、9月号でお知らせしたいと思います。
・宮城県東松島市宮野森小学校
児童135名、教員15名
木造を主とした学校建築で、木の温もりがとてもやさしい空間を醸成していました。
※写真は本紙をご覧ください。

双葉町教育委員会教育長 舘下 明夫

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