原子力損害賠償紛争審査会による現地視察

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7月24日、国の原子力損害賠償紛争審査会の内田貴会長ほか委員9人による双葉町内の現地視察が行われ、文部科学省や福島県の職員も視察に同行しました。
委員の皆さんは、伊澤町長の案内のもと、JR双葉駅前より特定復興再生拠点区域外の鴻草地区を訪れ、震災から手つかずのままの住宅地などを視察しました。
視察終了後、双葉町役場で意見交換会を行い、意見交換会の冒頭には、伊澤町長と伊藤哲雄町議会議長から、要望書を内田会長に手交しました。
要望書は、(1)帰還困難区域の日常生活阻害慰謝料の賠償期間を見直すこと、(2)被害者との意見交換を実施すること、(3)中間指針第五次追補等を踏まえた追加賠償に関する丁寧かつ迅速な対応を行うこと、(4)原子力損害賠償紛争解決センター和解事例を指針へ確実に反映させること、について強く要望いたしました。