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国指定重要無形民俗文化財 相馬野馬追

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福島県双葉町

7月29日から31日の3日間、国指定無形民俗文化財「相馬野馬追」が南相馬市で開催され、双葉町騎馬会から、総勢7騎が出陣しました。
29日には標葉郷(双葉町、浪江町、大熊町)の騎馬武者53騎が、浪江町の標葉郷本陣(浪江中央公園)で出陣式を行い、浪江町内を威風堂々と練り歩き、南相馬市の相馬小高神社で小高郷と合流し、雲雀ヶ原祭場地を目指し出陣しました。
30日の本祭りでは、5つの郷(宇多郷・北郷・中ノ郷・小高郷・標葉郷)から約370騎の騎馬武者が南相馬市内で「お行列」を行い、雲雀ヶ原祭場地に入場しました。祭場地内では、甲冑姿で全力疾走する「甲冑(かっちゅう)競馬」や、天中高く打ち上げられた御神旗を人馬一体となり勇猛果敢に奪い合う「神旗争奪戦」が行われました。今年初めて双葉町騎馬会から騎馬隊として出陣した小林凌さんが神旗争奪戦で御神旗を掴み、山頂の本陣に向かい、つづら折りの「羊腸の坂」を駆け上がって報告を行いました。
本祭り終了後、標葉郷の騎馬武者たちは浪江町内で標葉郷本陣へ凱旋行列を行い、沿道や本陣で多くの人から出迎えられました。凱旋式典後、神旗争奪戦が行われ、15本の神旗が打ち上げられました。
最終日の31日には素手で荒駒を捕らえ神前に奉納する「野馬懸(のまがけ)」などが相馬小高神社で行われ、相馬野馬追は3日間の幕を閉じました。
※詳しくは本紙をご覧ください。

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