今年度、満20歳を迎える方に向けて、はたちを祝う会実行委員長の志賀さんからメッセージをいただきました。
■成人として責任ある行動を
はたちを祝う会実行委員長 志賀 弘崇(鴻草)
東日本大震災から12年が経ち、家族をはじめ多くの方々に支えられ、この日を迎えられた事を心から感謝しています。
震災当時、私は小学1年生でした。学校生活に慣れて来た頃、東日本大震災と原発事故によってそれまでの日常が大きく変わりました。仲が良かった友人たちと離れ離れになり、知らない地で新しい生活を始めなくてはならない状況に、とても不安だった事を今でも鮮明に覚えています。そのような中で私たちへ心を寄せてくださる方々のご支援に励まされ、少しずつ前へ進む事ができました。
現在は一時立入りで、私が通っていた児童館や小学校、保育園、海を訪れ、当時の思い出を懐かしく思うほど時間が経ちましたが、今でも双葉町は私の大切な場所です。
私たちが学校生活を送った最後の学年です。これまでこの式典を開催してくださり、ありがとうございました。この式典を節目とし、これからは私たちが人の役に立つ側になり、成人として責任ある行動をしていきたいと思います。
■双葉町はたちを祝う会
日時:1月6日(土)
▽式典
時間:午前11時~
場所:双葉町役場
※成人年齢の引き下げに伴い、これまでの成人式に代わって満20歳を迎える方に向けた式典を実施いたします。
※個人情報保護の観点から、対象者の個人名記載は控えさせていただきます。ご了承ください。
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