文字サイズ
自治体の皆さまへ

勇往邁進

2/35

福島県双葉町

令和6年の新春を迎え、議会を代表して謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故から13年の月日が経過しようとしておりますが、多くの町民の皆さまにおかれましては、故郷を離れ今なお厳しい避難生活を強いられていることと存じます。また、避難指示が解除された区域の生活環境もまだ充足しているとは言い難い状況であり、この状況を少しでも改善できるよう取り組むとともに、町内での生活が可能になるまで発災から11年以上を要した当町の特殊事情を踏まえ、町内の生活環境整備や町民の皆さまを支える各種生活支援策などについて復興を成し遂げるまでご支援いただけるよう、議会として国・関係機関にしっかりと働きかけてまいります。
昨年の9月29日には、下長塚行政区・三字行政区の一部を対象とした双葉町特定帰還居住区域復興再生計画が内閣総理大臣の認定を受けました。国は、2020年代をかけて帰還を希望する人が帰還できるよう取り組みを進めるとしておりますが、残る地域を対象とした特定帰還居住区域復興再生計画の認定と当区域内の速やかな除染・解体・インフラ整備等と並行して、帰還困難区域全域の避難指示解除に向けた取組方針を早急に明らかにするよう国に強く求めてまいります。
また、昨年10月8日には、福島県立双葉高校創立百年記念式典が双葉町産業交流センターで開催されました。双葉高校は「文教のまち・双葉町」を象徴する学校でもあり、硬式野球部の3度となる夏の甲子園出場の際には町をあげて応援した日々が思い出されます。双葉高校の校章の由来でもあり、現在いわき市錦町にある町立学校の仮設校舎にも掲げられている「栴檀は双葉より芳し」のことわざにあるように、大成し双葉町から大きく羽ばたく人材を育成するためにも子どもたちが元気に学校に通う姿が町に戻るように、町執行部と一丸となって復興に取り組む決意を新たにしました。
町が歩んできた70年以上の歴史が数年ですべて元通りとはいかないかもしれませんが、先人たちが町の礎を築くまでの道のりも数々の困難があったと推察されます。粘り強く目標に向かってまい進し、鯉が竜門を登って龍になったように山積する課題を乗り越えていけるよう一歩一歩着実に歩みを進めてまいりたいと存じます。
新たな決意をもって、本年も町民の皆さまの負託とご期待に添うべく、復興・ふるさと再生、そして新たなまちづくりに町執行部と連携を図りながら、議員一丸となって懸命に努力してまいりますので、一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
結びに、今年も更に前進する年となりますように、今後も魅力あふれ希望の持てるまちづくり、そして町民の皆さまの生活支援等に全力を傾注し、議会としての責務を全うすることをお誓い申し上げますとともに、町民の皆さまお一人おひとりが健康で希望に満ちた良き年となりますよう心からご祈念申し上げ、新年の挨拶といたします。

双葉町議会議長 伊藤 哲雄

▽双葉町議会
議長 伊藤哲雄
副議長 高萩文孝
議員
・岩本久人
・菅野博紀
・石田翼
・作本信一
・小川貴永
・山根辰洋

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU