8月25日、東日本大震災・原子力災害伝承館前広場において、昨年に続き2回目の「ただいま おかえり 双葉の夏」が開催されました。被災地支援を継続的に行う団体LOVE FOR NIPPON(代表キャンドルジュン)が主催し、新潟県三条市で300年以上続く伝統的な三条凧(いか)合戦やミニ運動会などを実施し、会場ではキッチンカーなどによる飲食の販売もありました。伊澤町長は開会式で、凧の提供と指導をしてくださった三条凧協会の皆さんに改めて感謝の言葉を述べ、「三条凧合戦双葉場所は来年も実施したい」とあいさつしました。
また、環境省の国定勇人大臣政務官(元新潟県三条市長)も開会式と凧合戦に参加いただきました。芝生広場には復興を願う六角凧が空高く舞い、その中には大和ライフネクスト株式会社が建設予定のホテル「FUTATABI」のロゴと福の文字を描いた凧もありました。
夕方からはキャンドルに灯をともして、シンガーソングライターの山岡トモタケさんと町民らがステージに上がり、「双葉町民の歌」を合唱したほか、アーティストによる音楽ライブが開催されました。
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