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第58回 双葉町町民体育祭

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福島県双葉町

10月12日、東日本大震災・原子力災害伝承館アーカイブ広場(芝生)で開催した「第58回双葉町町民体育祭」に約180人が参加して、スポーツを通じた交流を行いました。震災前、行政区対抗で行われていた町民体育祭は、震災後いわき市などで「ふたばスポーツフェスティバル」として継続してきましたが、このたび町内で町民体育祭として再開することができました。
町が主催し、NPO法人双葉ふれあいクラブと町スポーツ推進委員が中心となって、年齢や性別に関係なく誰でも参加できる競技種目となるよう、準備や試行を重ねました。
参加者は、山本敦子さんのエレクトーン演奏に合わせて入場行進し、会場内に入りました。「町民の歌」斉唱のあと、栗田要さんが開会を宣言し、震災前の平成22年度に優勝した下条行政区の作本信一区長が優勝旗を返還しました。伊澤史朗町長が「皆さんと一緒に体を動かし、参加者同士の交流を深めるとともに、スポーツを通じて心身のリフレッシュをはかり、健康増進の一助としてほしい」とあいさつし、来賓の伊藤哲雄町議会議長と星北斗参議院議員、佐々木恵寿県議会議員が祝辞を述べました。
参加者を代表して、新家希花さん、新家碧彩さん、髙久田寧々さん、山根さよりさんが「双葉町いっぱいに笑顔の花を咲かせ、一生懸命競技することを誓います」と力強く選手宣誓を行い、全員でラジオ体操を行いました。
競技は赤・黄・緑・青・黒の5チームに分かれ、「キャッチングボールむかで」、「ボールとさんぽ」、「初期消火」、「宝拾い」、「ボウリング」と「玉入れ」の6つの種目に汗を流しました。
今年から追加された「初期消火」は、震災前の町民体育祭で恒例だった競技で形を変えて行われ、アイマスクをつけて走る姿に笑い声があふれました。「玉入れ」では青チームが制限時間内に100個全てをかごに入れました。どの競技も全員で参加し、チーム内でお互いに応援し結束を強めていました。
結果は、5位が青チーム、4位が黄色チーム、3位が黒チーム、2位が赤チーム、1位が緑チームで、優勝した緑チーム代表の天野錦二さんに伊澤町長から優勝旗が授与されました。
昼は、産業交流センターのペンギン・レストランエフ特製のり弁当とせんだん亭の豚汁が参加者に振る舞われ、昼食後には参加者が輪になってふたば音頭を踊りました。

会場にはキッチンカーが来て飲み物やスイーツの販売を行い、青空の下での昼食を楽しみました。

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