11月9日、西村慎太郎さん(人間文化研究機構 国文学研究資料館 教授)を講師に迎え、双葉町産業交流センター大会議室にて郷土文化講座を開催しました。
演題は「双葉町の歴史と文化を未来へ伝える方法 ―「大字誌」の世界―」。前半は古代から近代に至るまでの町の歴史について、そして後半は両竹での「大字誌」作成の経験から得た課題などについてお話ししていただきました。
講演後は、講座に参加してくださった町民の皆さまより、各大字で抱えている課題や、町の思い出話、講座の感想などさまざまな意見をいただきました。
また、本講座の開催に当たり、双葉町産業交流センター1階エントランスにてミニ展示「震災後に寄贈・寄託された文化財」を開催いたしました。展示物は、農道の完成記念に製作された大堀相馬焼の急須や茶碗、双葉町内にあった店舗のマッチラベル、双葉北小学校の文集『母子像』などで、展示を見た方からは「懐かしい」、「うちにもマッチラベルはあった」などの声をいただきました。
問合せ:教育委員会 生涯学習課
【電話】0240-33-0126
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