国指定重要無形民俗文化財 相馬野馬追

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5月25日から27日の3日間、国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」が南相馬市等で開催され、双葉町騎馬会からは、総勢8騎が出陣しました。
25日には標葉郷(双葉町、浪江町、大熊町)の騎馬武者55騎が、浪江町の標葉郷本陣(浪江中央公園)で出陣式を行い、浪江町内を威風堂々と練り歩き、南相馬市の相馬小高神社で小高郷と合流し、雲雀ヶ原祭場地を目指し出陣しました。
26日の本祭りでは、5つの郷(標葉・宇多・北・中ノ・小高)から388騎の騎馬武者が南相馬市内で「お行列」を行い、雲雀ヶ原祭場地に入場しました。祭場地内では、甲冑姿で全力疾走する「甲冑競馬(かっちゅうけいば)」や、天中高く打ち上げられた御神旗を人馬一体となり勇猛果敢に奪い合う「神旗争奪戦」が行われました。
また、今年度は震災後2回目となる双葉町・大熊町(南標葉郷)による「相馬流れ山踊り伝承公開」がありました。双葉町相馬流れ山踊り保存会から30人が参加し、数カ月間にわたり大熊町と合同練習を重ね本番を迎えました。勇壮な踊りの披露に会場から拍手が送られました。
最終日の27日には素手で荒駒を捕らえ神前に奉納する「野馬懸(のまがけ)」などの神事が相馬小高神社で行われ、相馬野馬追は3日間の幕を閉じました。
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