相馬野馬追本祭りに参加した双葉町騎馬隊8騎が震災後初めて町内を凱旋する、帰り馬行列が町民グラウンドを発着として、初發神社から双葉駅前を巡る約1kmのルートで行われました。
行列に先立ち、役場庁舎前で双葉町相馬流れ山踊り保存会による相馬流れ山踊りが披露されました。保存会の皆さんとともに、雲雀ヶ原祭場地における伝承公開で唄を披露した原町民謡愛好会と相馬流れ山踊り伝承保存会の皆さんも町内に駆けつけ、駅前広場には力強い歌声と法螺貝や太鼓の音が響きました。
出発した行列は、双葉町役場前にて8騎が揃い、小林騎馬隊員から「すべての騎馬が赫々(かくかく)たる武勲を上げ無事に凱旋しました」と力強く報告しました。報告を受けた伊澤史朗町長は、「無事の凱旋、誠におめでとうございます」とねぎらいました。
沿道や駅前広場には、町内や避難先から町民など約200人が集まり、騎馬武者たちに大きな拍手が送られました。
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