8月に入り、日差しが一段と強く感じられます。暦の上では、夏も終盤を迎える時期ではありますが、秋の訪れはまだ先のようです。
6月に招集された令和6年第2回双葉町議会定例会において、双葉町農業委員会委員の任命について同意をいただき、7月8日の任命式で、8人の委員の方々に辞令書を交付いたしました。農地の基盤整備や担い手の育成など、農業に関する喫緊の課題解決に向けて委員の皆さんとともに取り組んでまいります。
6月19日、みやぎ生活協同組合と双葉町との「地域見守りの取組みに関する協力協定書」の締結式を行いました。双葉駅西地内に、福祉サービスの拠点となる「福祉交流施設」の整備を進めているところですが、本協定の締結により、個人宅配や共同購入の配達サービス等に併せた地域見守りの取り組みが進むことで、生活環境の改善に大きく寄与するものとして、大変心強く感じております。
7月8日、双葉町消防団第二分団に新たな消防ポンプ自動車を配備しました。町内に居住されている方や働く方の安全・安心につながると考えています。引き続き、第一分団にも消防ポンプ自動車の配備を進めてまいります。
7月26日からパリオリンピックが始まりました。前回の東京大会は「復興五輪」として被災地の姿や魅力が世界に発信されたことを記憶しています。今回のパリ大会のバドミントン競技には、震災当時中学生だった富岡高校の卒業生がエントリーされています。震災に負けず練習を続け、日本代表としてオリンピックに出場されることは、大変素晴らしく福島県の誇りです。暑さに負けない熱い戦いを期待しながら精一杯応援したいと思います。
今月30日で特定復興再生拠点区域の避難指示解除から2年が経過します。この間、駅西住宅の整備や町立診療所の開業等、町の復興の基本となる居住人口の増加につながる施策に取り組んでまいりました。今後もスピード感をもって着実に復興の歩みを進めてまいります。
暑い日が続きます。水分と休養を適度にとり、町民の皆さまにはお身体に気を付けてお過ごしくださいますようお願いいたします。
双葉町長 伊澤 史朗
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