7月23日、原子力損害賠償紛争審査会の内田貴会長ほか委員7人による双葉町内の現地視察が行われ、文部科学省や福島県の職員も視察に同行しました。
委員の皆さんは、伊澤町長の案内で特定帰還居住区域の下長塚地区を訪れ、先行除染や家屋解体の様子を視察しました。続いてJR双葉駅前ロータリーから駅周辺を歩き、新しいまちづくりへの取り組みについて、伊澤町長が説明しました。
視察終了後、双葉町役場で意見交換を行い、冒頭に伊澤町長と伊藤町議会議長から、内田会長に要望書を手渡しました。
町からは、(1)避難費用及び日常生活阻害慰謝料の期間の見直し (2)原子力損害賠償紛争解決センター和解事例の指針への確実な反映 (3)避難指示区域内の営業損害及び就労不能損害の賠償の実施 について強く要望しました。
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