7月22日、双葉町・大熊町にまたがる中間貯蔵施設を見学しました。見学に先立ち双葉町産業交流センター会議室をお借りして、区長会を開催し各行政区の現況・これからの課題について、意見交換を行いました。
なかでも最近、太陽光発電の事業者が一部行政区の宅地などの土地を求めており、地区内の今後の土地利用計画・景観などに悪影響を及ぼす恐れがあるという話題が出ました。しかしながら個々の財産を束縛することもできず、景観条例などで対応してほしいとの意見もあり、今後町と話し合いを進めていきたいと思います。
区長会終了後、中間貯蔵施設工事情報センターにて映像やパネルで説明を受け、中間貯蔵施設内の道路盛土実証事業クリーンセンターふたば、土壌貯蔵施設などを見学してまいりました。当会では6年前にも見学に訪れていますが、施設内の森林が減少、数多くの土壌貯蔵施設がきれいに整備され、当時とは様変わりしております。県外最終処分まであと21年、今年度末には最終処分に係る全工程が示されると聞いております。町の復興の妨げにならないよう国と環境省には、約束どおり2045年には除去土壌等の最終処分を厳守していただきたいと思います。
行政区長会長 箭内 充
事務局 作本 信一
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