1月6日、双葉町役場において、伊澤史朗町長と伊藤哲雄町議会議長が、東京電力ホールディングス株式会社の小早川智明代表執行役社長に対し、「福島第一原子力発電所の廃炉、原子力損害賠償の完全実施及び復旧・復興への協力に関する要求書」を手渡し、町の復旧・復興の取組に対する最大限の協力を求めるとともに、以下のことについて強く要望しました。
1.福島第一原子力発電所の廃炉関連
・安全かつ着実に廃炉作業を進めること
・安全対策を徹底し管理体制を強化すること
・ALPS処理水の海洋放出、燃料デブリの取り出し作業について安全対策を講じ着実に取り組むこと
・国内外への正確な情報発信を通じ、理解醸成に努めること
2.原子力損害賠償
・帰還困難区域の日常生活阻害慰謝料の賠償期間を少なくとも令和4年8月30日まで見直すこと
・商工業者に対する営業損害の賠償の実施
3.双葉町の復旧・復興に向けた取組への協力
・町内への企業立地と雇用拡充を図る取組を推進すること
・町内への居住促進に努め、イベントへの参加等地域貢献に取り組むこと
<この記事についてアンケートにご協力ください。>