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福島県双葉町

令和7年の新しい年を迎えてから早いもので1カ月が経ちました。暦の上では春を迎える時期とはいえ、寒い日が続きます。
元旦の朝、双葉町産業交流センターの屋上より、水平線から昇ってくる初日の出を拝み、双葉町の復興と町民の皆さまの無病息災を祈願しました。
1月5日、双葉町産業交流センターにおいて賀詞交換会を開催し、福島県選出の国会議員をはじめ、各界から約100人の方々にご臨席いただきました。日ごろお寄せいただいている支援と協力に感謝申し上げ、多くの皆さまと懇談させていただきました。
1月6日の仕事始めの式では、町のさらなる復興と町民の皆さまのご健康とご多幸を祈願し、双葉ダルマに目入れを行うとともに、職員に対し、「令和7年は、復興の具現化をさらに進める1年。役場庁舎北側にイオン東北(株)のスーパーマーケット、旧体育館跡地に商業施設3店舗、さらに大和ライフネクスト(株)のホテルが整備され、双葉町にとって大きな一歩となる。確実に復興を進めていくという強い気持ちを持って取り組んでいただきたい」と令和7年のスタートにあたって訓示を行いました。
また同日、東京電力ホールディングス(株)小早川智明代表執行役社長が双葉町役場を訪問した際に(1)安全かつ着実な廃炉の実施と安全対策の徹底(2)町民の被害実態に即した賠償の実施(3)町の復旧・復興に向けた取組への協力等について要求書を手渡しました。
1月11日は双葉町役場においてはたちを祝う会を開催し、12人の方々に出席いただきました。今回二十歳を迎えられた皆さんは、小学校入学直前に被災され、十分な準備もできないままに避難先の小学校で入学式を迎えられました。大変なご苦労を乗り越えられて、健やかに成長されたお姿を拝見することができ、心強く感じたところです。
1月11日、12日の両日には新春恒例の双葉町ダルマ市が、JR双葉駅前広場において盛大に開催されました。初發神社での奉納神楽をはじめ、巨大ダルマ引き、ダルマ神輿、町芸術文化団体連絡協議会による芸能発表会等さまざまな催しが行われました。また、友好町である京丹波町の小畑万歳保存会の皆さんに「小畑万歳」を披露いただき、ステージに華を添えていただきました。双葉町産業交流センターにおいて開催された町総合美術展・町民作品展覧会では、多数の作品が出展され、両会場とも大勢の来場者でにぎわいました。
新春恒例の行事が終わり一息ついたところですが、新型コロナウイルスや季節性インフルエンザをはじめとした感染症が流行しています。感染症予防対策を十分にされますようお願いいたします。

双葉町長 伊澤 史朗

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