~地域計画の策定・実現を目指して~
地域農業の未来設計図である「人・農地プラン」を地図に表して見える化する「地域計画」の策定に関する法律が成立しました。
地域計画は令和6年度までに策定する必要があります。
■地域計画とは?
地域農業を維持するために、誰が・どこの農地で・どんな作物を・どのように栽培するのかなど、地域農業の将来の在り方について地域のみんなで話し合い、地域のみんな作り上げていく将来計画のことです。
「地域計画」ではおおむね10年後の農地や農業の在り方を言葉や地図で明確にしていきます。
(担い手の変更など随時見直しが可能です。)
▽具体的に自分たちは何をすればいいのかな?
■地域計画をつくるためには
(1)地域の話し合いやアンケートを行って、農地所有者の意向をまとめる。
(2)「誰が、どこで、何をつくるのか」を地図化する。
(3)耕作されない農地をどうしていくかを考える。
地域農業の在り方をまとめた「計画書」と農地1筆ごとに将来の利用者を明確化した「目標地図」を作成し、公表していきます。「目標地図」は農業の担い手、農地所有者、地域住民などいろいろな方々を交えて話し合うことが重要です。10年後の目標が難しい場合は、まず1~2年後の未来に向けて「目標地図」を作ってみましょう。
■地域計画が策定されることにより
(1)農業の担い手が決まり、地域の耕作放棄地の解消につながる。
(2)農地所有者の意向を把握することで農地の貸し借りがスムーズに行える。
(3)農地の貸し借りを中間管理機構に任せることにより、複雑な手続きが軽減されます。
■今後のスケジュール
・9月以降、農業委員会による営農意向調査(アンケート)の実施
・地域での話し合いによる集落ビジョン、目標地図素案のとりまとめ
・地域計画素案の作成
・関係団体等の協議、地域計画案・目標地図案の公告縦覧を経て決定、公表
問合せ:産業振興課農政係
【電話】53-4613
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