■人がいる時は使わない!
作業中は、絶対にまわりに人を近づけない。
■エンジンを掛けたまま離れない!
作業の時以外は、必ずエンジンを止める。
■雪かき棒を使って!
雪詰まりを取り除く時は、エンジンを止めて必ず雪かき棒を使う。
■後方注意!
後進する時は、足もとや後方の障害物に気をつける。
使用者の責任において、正しく、安全に作業しましょう。
必ず取扱説明書をよく読んで、正しい使い方を理解してください。
搭載された安全機構の使い方を理解し、正しく利用してください。
除雪機安全協議会では「歩行型除雪機の安全規格」を策定し、普及に努めています。
除雪機安全協議会(事務局:(一社)日本農業機械工業会)
【URL】http://www.jfmma.or.jp/jyoankyo.html
※『除雪機安全協議会』で検索
■除雪機を安全にお使い頂くために
◇安全機構の無効化は非常に危険!!
《デッドマンクラッチ機構》
手を離すと自動的に除雪機が止まる、大切な安全機構です。器具で固定したり、ひもで縛ったりして無効化するのはやめましょう。
デッドマンクラッチ機構を固定して無効化すると、除雪機が止まらず、思わぬ重大な事故になります。
《後進時非常停止装置》
上下のバーとも後進時に押すと機械が停止します。
※令和5年4月以降の350kg以上の生産モデルに適用されています。
《緊急停止クリップ》
作業時には必ずクリップを体に付けてください。クリップを体に付けておけば、機械から離れた時に停止させることが出来ます。
《緊急停止ボタン》
ボタンを押すと機械が停止します。
定期点検を行う。特に安全機構が正常に動作するかを確認する。安全機構が正しく作動しない状態では絶対使用しない。
◇歩行型除雪機の重大事故の主な事故要因
出典:NITENewsRelease(R3年12月23日)
事故事象別の事故発生件数より。
除雪中の事故が起こる原因を知り、正しく使用してください。
◇注意喚起事項
・作業前には取扱説明書をよく読んで、正しい使い方を理解する。
・屋根からの落雪には十分注意して作業する。
・屋内や換気の悪い場所では一酸化炭素中毒の恐れがあるのでエンジンをかけない。
・雪を飛ばす方向に注意する。
古い機械(平成16年4月以前)にはデッドマンクラッチ機構が装備されていない機種もあります。
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