日本海溝・千島海溝沿いでは過去に巨大地震が繰り返し発生しており、大きな地震の後に、さらに大きな地震が発生した事例もあります。(2011年3月11日に発生したM(マグニチュード)9.0の東日本大震災の時には、2日前の3月9日にM7.3の地震が発生していました。)
大きな地震が発生すると、それに続く次の地震「後発(こうはつ)地震(じしん)」の発生可能性が、平時より高まると考えられます。このため、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の想定震源域でM7.0以上の地震が発生した場合に、気象庁から「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表され、注意が呼びかけられます。
地震や津波は、備えることで被害を減らすことができます。「後発地震」が必ず発生するとは限りませんが、この情報を見聞きしたら、地震への備えの再確認とすぐに避難できる準備をお願いします。
また、地震は突発的に発生することの方が多いので、日頃から家具等の固定や避難場所・避難経路の確認等を行い、地震に備えておきましょう。(内閣府・気象庁)
※詳細は、本紙P.23をご覧ください。
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