3月は自殺対策強化月間です

10／17

3月は卒業や退職を迎えたり、進学や就職を控えたりと、生活に大きな変化をもたらす時期です。このような時は、ストレスを溜め込みやすいといわれています。適度なストレスは、心に程よい刺激を与えてくれますが、過剰に重なったり、解決されずに長く続いたりすると「うつ」の原因になります。自分にあった解消法で、ストレスを溜め込まないようにしましょう!

■原因不明の体調不良…もしかして、うつ病が原因かも?
頭が痛い、頭が重い、耳鳴り、めまい、息苦しい、動悸がする、肩こり、腰の痛み、吐き気、異常に汗をかく、寝付けない、朝早く目が覚める、食欲がない、疲れやすい、だるいなど原因不明の体調不良が2週間以上続く場合は、「うつ病」が疑われます。精神科や心療内科などの専門家への早めの相談をお勧めします。

■ひとりで抱え込まないで!相談してみましょう!
悩みごとは、抱え込まないことが大切です。些細なことでもひとりで悩みを抱えずに家族や友人など共感してくれる人に相談しましょう。

■あなたの周りに気になる人はいませんか?サインを見逃さないことが大事です。
◇こんなサインに気をつけて!!
・表情が暗く、元気がない
・食欲がない、酒量が増す
・周囲との交流を避けるようになった
・遅刻や欠勤することが増えた
・体調不良や不眠を訴えるようになった
・大切にしていたものを捨てるなど、身辺整理をはじめている
・死をほのめかす、投げやりな態度をとる　など

■このような方が身の回りにいた場合には…
話を聴いた上で、必要な支援につなげ、温かく見守ってください。
・専門機関への相談を勧めてください(医療機関や相談機関など)
・話を聴いた人も1人で抱え込まないでください。(プライバシーに配慮した上で、協力を求めましょう)
・その後も温かく見守ってください。(調子はどう?など自然な雰囲気で声をかけるなど)

《こころの相談窓口》
・古殿町健康管理センター
【電話】0247-53-4038
・福島県県中保健福祉事務所
【電話】0248-75-7811
この他にも、本紙21ページに「福島いのちの電話」、「こころの健康相談ダイヤル」などの相談窓口を掲載しております