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自治体の皆さまへ

進めよう男女共同参画 きらレポ vol.43

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福島県喜多方市

■会津喜多方国際交流協会
五十嵐千春(いがらしちはる)さんに聴く

1978年栃木県生まれ。結婚を機に会津(北塩原村)へ移住し、平成26年から本市に居住。現在は夫と息子1人、娘1人の4人家族。休日は、旅行や映画を楽しんでいます。

現代においては、海外旅行へ行かなくても、地域に生活している外国人の方が多くいらっしゃいます。身近に海外の方と接する機会があるのは、すごくありがたいことだと思います。
せっかく近所にいるのだから、仲良くなれたら良いなと思いますので、皆さん、「困っている」外国人を見かけたら、是非、勇気を出して声をかけてみてください。それが国際交流の第一歩です!

▽国際交流に関心を持ったきっかけは何ですか?
小学校5年生の時に父の仕事の関係で、米国ロサンゼルス市に1年半生活していました。その後、高校生の時に3週間ほどオーストラリアにホームステイの経験があり、将来は英語を活かした国際関係の仕事に就きたいと思うようになりました。

▽お仕事について聞かせてください
「外国人住民と地域との共生モデル事業」のコーディネーターをしています。目的は、市内で生活している外国人住民と地域住民が共に安心していきいきと生活できる多文化共生社会の実現です。また、化粧品販売のコーディネーターや飲食店でも働いています。

▽大切にしていることを聞かせてください
人に左右されることのないよう、自分の「ものさし」を大切にしています。
また、ある事をやろうと思ったら、直ぐに行動に移すことを心がけています。

▽他にどんな活動をされていますか?
発達障がい児保護者会「そらいろ」の共同代表を務めています。発達障がい児の子を持つ親として、横のつながりを持ちながら、より良い子育て環境を目指し、日々取り組んでいます。
また、居住している地域に子ども会が存在していなかったので、地域コミュニティの形成を図るため、子ども会を設立しました。

▽活動するうえで大変だったことは何ですか?
子どもが幼い時には、夫が多忙であったため、パートタイムの私が病院や療育など、子どもの対応をメインに行ってきました。
現在は、子どもが成長し、夫も子育てに関われる余裕が出来てきたため夫婦で協力して家事、子育てをしています。

▽これからの男女共同参画社会について
夫婦で共働きであり、勤務体系としては、夫がフルタイム、私がパートタイムです。パートタイムは、休暇などの取得がしやすく、自由度が高いように思われがちですが、社会保険や税の扶養の関係などから収入の制限なども多いと感じています。
人口減少社会を迎え、労働力不足が顕在化している中、それらの壁を撤廃し、自由に働き続けられる制度への転換が求められている気がします。
また、国際交流の観点からは、今後、外国人住民が増加すると、文化の違いも目に見えて表れてくると思います。そのような中でも性別などに関係なく、それぞれが自分の強みを活かしながら、働き続けられる社会づくりが必要だと考えています。

問合せ:企画調整課 企画調整班
【電話】24-5209

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