■後藤學《蒼い森》1998年 130×180cm パネル・油彩・テンペラ
後藤學(1953~)は、喜多方市出身の画家です。本市美術館館長として2019年まで勤務しました。現在は、本市を拠点に個展やグループ展を中心に作品を発表しています。当館では2022年に「光陰一刻四彩安部直人・後藤學・齋藤隆・長谷川雄一展」を開催しました。
後藤は、主にテンペラ絵具と油彩絵具を用いた混合技法で、人物画や樹木をテーマとした作品を制作します。本作は、木々同士の空間や光と影、色彩のトーンがバランスの取れた配置で構成されています。樹木のシリーズの中でも、本作は代表作の一つといえます。
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