■白田誉主也《望郷》2010年、91.0×69.4センチ、パネル・和紙・寒冷紗・岩絵具
白田誉主也(1984~)は秋田県出身の画家で、アートプロジェクト「KAMIKOANIプロジェクト秋田2015」への参加や個展の開催など活躍を続け、現在は台湾を拠点に活動しています。
本作は美術館が開館した平成7年から続いている公募展「ふるさとの風景展 in 喜多方」2010年第16回展大賞作品です。本作を制作するにあたり、都会で服を着た犬の姿を見た際に、実家の飼い犬の姿とともにふるさとの風景を思い浮かべました。犬の表情を通して、ふるさとに馳せる思いを日本画特有の柔らかな印象で描いています。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>