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自治体の皆さまへ

きらレポ vol.47 進めよう男女共同参画

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福島県喜多方市

■喜多方地方広域市町村圏組合喜多方消防署 消防士 新田(にった)スミレさんに聴く
2001年生まれの長野県松本市出身。両親、弟、妹の6人家族。体を動かすことが好きで、高校時代には柔道で東北大会に出場したこともある実力者。休日はバイクでのツーリングを楽しむ。男性の職業というイメージが未だ根強い消防の分野で、喜多方地方広域市町村圏組合消防本部では初の女性消防士となった人物像に迫る。

(推しの車両は化学車です!)

●管内の災害情報を発信しています
・喜多方消防公式X(二次元コードは本誌参照)
・災害情報案内ダイヤル【電話】050-1720-7311

▽お仕事について聞かせてください
消防士として勤務日は朝8時30分から翌朝8時30分までの24時間勤務しています。出勤したらまずは、災害などが発生した場合に備え、スムーズに現場まで到着できるよう、その日の通行止めの情報を確認します。その後、車両の点検、訓練、事務処理などを行います。24時間勤務のため、美味しい夕食・朝食づくりも若手消防士の大切な任務のひとつです。
また、男性消防士と比べると、体力や筋力の差を感じることはありますが、上司や先輩が働きやすい雰囲気をつくってくれているので、仕事上で男女の差で苦労していることはなく、良い環境で仕事ができています。

▽現在の仕事を始めたきっかけを教えてください
子どもの頃から、漠然と人を守る職業に就きたいと考えていました。市内の高校に通っていた際に、インターンシップで喜多方消防署を訪れ、消防士の仕事に対する熱意に憧れを抱き、消防士を目指しました。

▽仕事やプライベートで大切にしていることを教えてください
仕事では人との関わり方を大切にしています。例えば、傷病者の方や市民の方と接する際には、相手に寄り添うことを心掛けています。
プライベートでは、仕事のための体力づくりと、仕事に備えて身体を休めることを意識しています。リフレッシュのために友人と遊ぶ時間も大切にしています。

▽仕事の他に活動していることを教えてください
人命の救助に繋がるため献血も積極的に行っています。また、週に1回バレーボール愛好会の練習に参加して身体を動かしています。

▽今後の抱負を聞かせてください
救助隊員としての知識や技術を身につけて、頼られる存在になりたいです。将来は救急救命士になり、一人でも多くの方の命を救いたいです。

▽これからの男女共同参画社会について
男女それぞれの特性を社会で活かすことと、1人の人間として自分の人生をいかに大切にするかが重要と考えています。

▽副署長(上司)の穴澤さんから一言
当組合消防本部としては、「男女の特性を活かして地域住民を助ける」を大前提に、男性消防士、女性消防士が一丸となって、皆さんの安全・安心のために努めます。

問合せ:企画調整課 企画調整班
【電話】24-5209

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