■喜多方市地域・家庭医療センター ほっと☆きらり 医師 加藤友紀(かとうゆき)さんに聴く
1994年東京都出身。福島県立医科大学を卒業後、今年3月まで福島市の総合病院で総合診療科の医師として勤務の後、4月から『喜多方市地域・家庭医療センターほっと☆きらり』に勤務。
編み物が趣味で、休日はぬいぐるみやカバン製作に没頭することもある女性医師の人物像に迫る。
「家庭医」による診療(=家庭医療)を行う、外来・往診専門の診療所です。
赤ちゃんからお年寄りまで、比較的軽い症状の病気やけがを診察します。風邪や頭痛、腹痛、腰痛などの症状や生活習慣病など、一般的な病気や健康問題を診察し、各科専門医やケアに関わる方々と連携し、患者に寄り添った医療を行います。
▽お仕事について聞かせてください
『喜多方市地域・家庭医療センターほっと☆きらり』に家庭医として勤務しています。何かあった時に一番に何でも相談できる医師を目指しています。
▽現在の仕事を始めたきっかけを教えてください
高校時代に知人が体調不良になってしまった際に、「私にも何か手助けできることは無いか?」と考え、医師を目指すようになりました。そこからは医学部進学のために勉強に励み、父の故郷でもある福島県の大学に進学することになりました。大学卒業後は一度福島を離れ、東京に戻りましたが、大学時代の友人や知人などが多い福島に帰りたいという気持ちが強くなり、再び福島に戻って医師としてのキャリアをスタートさせました。
▽仕事の他に活動していることを教えてください
学生時代に演劇部であったこともあり、福島市を中心に活動している劇団「120○EN」に所属し、福島市の民話や歴史、史跡などをモチーフにした演劇の公演を行っています。また、学生時代はボート部にも所属していたため、合宿の際には荻野漕艇場で練習をしていました。シティレガッタ(7月開催)のチラシを見かけて、荻野漕艇場が喜多方市であることを知りました。(笑)
▽女性医師としての苦労などを教えてください。
性別により苦労したことはありませんが、病院内では看護師さんに間違えられることが多くあります。これは、男性が医師、女性が看護師であるとの先入観によるものだと考えられるので、そうした先入観が無くなると良いと思います。
▽男女共同参画社会づくりに向けて取り組んでいることを教えてください
育児、介護などは女性の役割というイメージが未だ根強いと思います。こうしたイメージを払拭するため、男性医師の育児休暇の取得や時短勤務も当たり前のこととして受け入れる雰囲気づくりをしています。
▽今後の抱負を聞かせてください
現在は、家庭医として研修中でもあるので、1日でも早く患者さんを一人でしっかりと診察できるようになり、喜多方市の皆さんが健康でハッピーに暮らせるよう、努力していきたいです!
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問合せ:企画調整課 企画調整班
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