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ももたんパスでおでかけをサポート

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福島県国見町

10月23日(月)スタート!!国見町タクシー利用補助事業(実証実験)
ももたんパスでおでかけをサポート

■「ももたんパス」ってなに?
高齢者などの交通弱者を対象に、平日の朝夕と土日祝日などの外出支援と経済的負担の軽減、ニーズの把握を目的として、試験的にタクシー利用運賃を補助します。
利用者証「ももたんパス」を提示すると、通常のタクシーを町内片道500円で利用できます。「ももたんパス」の交付を受けるには、一定の要件を満たす方で申し込みを行う必要があります。

■どんな人が使えるの?
町内にお住まいで、以下の条件のいずれかに該当する方
(1)満65歳以上の方
(2)運転免許証を自主返納された方
(3)身体障害者手帳をお持ちの方
(4)精神保健福祉手帳をお持ちの方
(5)療育手帳をお持ちの方
(6)特定疾患医療受給者証をお持ちの方
(7)介護保険法に規定する要介護者・要支援者
(8)母子手帳をお持ちの方(出産予定日・出産日のいずれか遅い日の1年後まで)
(9)小学校就学前児童
(10)運転免許証を取得していない18歳以上の方(学生を除く)

町では、町の公共交通を持続可能な公共交通にするため、有識者や町民などで構成する「国見町地域公共交通あり方協議会」を設置し、「ももたんパス」の制度を2回にわたり協議してきました。
協議会の委員であるお二人から「ももたんパス」について期待することをお聞きしました。

■国見町地域公共交通あり方協議会委員 遠藤久江さん
私は平日の日中に仕事をしているので、仕事終わりや土日に徒歩で買い物を済ませる事が多いです。今はまだ歩けるので大丈夫ですが、この先、遠い距離を歩けなくなったら困るなと思い始めていたところでした。
普通のタクシーはちょっとした移動でも1,000円を超えたり、料金が手頃な『まちなかタクシー』は平日の日中しか運行していませんが、この『ももたんパス』は平日の朝夕と土日に500円でタクシーを利用できるので、私のような生活をしている方には合うと思います。私もぜひ利用してみたいです。

■国見町地域公共交通あり方協議会会長 村上早紀子さん(福島大学経済経営学類准教授)
国見町の皆さんは普段、どのような「移動」をされているでしょうか。車を運転してどこにでも行くという方々もいれば、車を運転・所有せず公共交通が不可欠という方々もいると思います。いずれにせよ、自分が利用したい移動手段を活用し移動できることは、町で安心して生活していくことに直結するはずです。
そこで今度開始される実証実験が、町民の皆さんの移動を支え、国見町のより良い地域公共交通を実現する上での一つの戦略になることを願っています。

■利用方法
(1)対象のタクシー会社へ連絡
対象のタクシー会社に電話してタクシーを呼び、「ももたんパス」を利用することを伝えます。

(2)「ももたんパス」を見せる
タクシーに乗るときに「ももたんパス」を運転手に提示し、行先を伝えます。

(3)利用料金を支払う
降車時に500円を支払います。

■利用までの手続き
(1)役場窓口で利用申請
住民防災課の窓口で利用申請をします。
その際に本人確認書類などの必要書類をお持ちください。

(2)「ももたんパス」が届きます
申請から5日程度で利用者証「ももたんパス」が郵送で届きます。

実証実験期間:10月23日から令和6年9月30日まで
利用者証申込:10月17日から
利用区域:町内全域
利用時間:
・平日…午前7時から8時30分、午後4時から午後7時
・土日・祝日…午前7時から午後7時
・お盆(8月14日から16日)…午前7時から午後7時
・年末年始(12月29日から1月3日)…午前7時から午後7時
利用料金:500円
対象のタクシー会社:三協ハイヤー・あづまタクシー・ふくしま中央交通

■実証実験期間が終わったら?
利用実績や実証実験終了後に行う利用者アンケートの結果などを踏まえ、「ももたんパス」の事業継続や国見まちなかタクシーの利用時間拡大など、今後の公共交通施策の検討を行います。

■平日の日中は「国見まちなかタクシー」※をご利用ください!
運行日:月曜日から金曜日(お盆、年末年始を除く)午前8時30分から午後4時
利用料金:200円から(タクシーに乗り降りするエリアにより異なります)
詳しくは本紙QRコードから町ホームページをご覧ください
※町が運行主体の乗合タクシー事業

問合せ:住民防災課生活交通係
【電話】585-2116

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