国見町を代表する秋祭り「鹿島神社例大祭」が10月27日から28日にかけて、旧奥州街道藤田宿を中心に行われました。昨年は、コロナ禍の影響で規模を縮小しての実施でしたが、今年は子どもたちも参加し、以前と変わらない賑やかな祭りの風景が戻ってきました。
祭りの期間中は、軽快なお囃子の音色とともに神輿と4町若連の山車、稚児行列が町内を練り歩き、多くの人を魅了しました。
28日夜には、祭最大の見どころである「もみ合い」が行われました。2台の山車が、神輿を挟んで激しくぶつかり合う様子を間近で見ようと、多くの見物客が沿道に詰めかけました。
若連衆の勇壮な掛け声と、山車と神輿が何度もぶつかり合う轟音が響き渡るたびに、大きな歓声と拍手があがり、祭りの盛り上がりは最高潮に。大勢の観客が見守るなか神輿が鹿島神社へ還御を終えると、町は静寂に包まれ、祭りの幕が下ろされました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>