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自治体の皆さまへ

院長先生の診察室から第17回

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福島県国見町

■公立藤田総合病院院長 近藤祐一郎先生
4月になり、入学、就職など、新しい門出を迎えた方々も多いと思います。春は、気持ちがウキウキして、一年で一番楽しい季節です。ただし花粉症のある方には憂鬱な時期です。今年の花粉の飛散量は多いようですので、マスク等の防御と適切な医療を受けて頂きたいと思います。
新型コロナ感染症は、3月には下火となり、制限解除が進んでいます。従来のような、感染者の隔離は必要なくなる予定です。日本人は喉元過ぎれば熱さを忘れる傾向があります。変異ウイルスの出現の可能性があることを忘れず、油断してはいけません。コロナワクチンについては、高齢者や持病のある方におかれましては、行政の指示に従って接種をご検討下さい。また、病院での面会制限、マスク着用等の予防対策は、継続しますので、ご協力をお願いします。
4月には初期研修医6名が当院で研修を開始します。さらに、総合診療科医師2名、整形外科医師1名が病院に赴任、新しい職員も多数就職して、スタッフが徐々に充実してきました。
コロナ感染症はようやく落ち着いてきましたが、我々は、単純にコロナ前の状況に戻るのではなく、皆が安心して暮らせる社会の実現に取り組むべきです。公立藤田総合病院は、新たな感染症や、災害に対応できる体制を整備し、地域の医療・介護の中心として活動しておりますので、ご支援、ご協力をよろしくお願いします。

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