2年間、ありがとうございました!

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令和3年4月から、国見町地域おこし協力隊として活動してきた田邊愛恵さんが3月31日をもって退任しました。田邊さんは、「放課後塾ハル」小学部のスタッフとして、町の子どもたちが意欲的に学習に取り組む環境づくりを担当しました。

■田邊愛恵さんから―
放課後塾ハルでは、開塾から2年間、小学部を中心に子どもたちと関わりました。
毎回目指していたことは、「子どもたちが、つい誰かに話したくなる授業」です。授業後に迎えの車に乗った瞬間、保護者の方に堰を切ったように話してしまうような授業にしたい、と考えていました。
テーマ授業、さまざまなプロジェクト、いろいろなイベントと、多くのことに携わる機会をいただきましたが、常にあったのはこの思いです。
3学期の授業感想は、全員が満点をつけてくれました。
この2年間の思いがかなったのかなと、少しホッとしました。
国見での活動を通して得られた気づきは、”長い時間の蓄積によって、子どもたちの「楽しい」が作られていく”ということです。
日々の一挙手一投足や振る舞いが、すぐさま何らかの結果につながることは珍しい。それらの積み重ねによって「本当の楽しさ」は練り上げられていく。2年を経た今、素直にそう感じています。
次の場でも、子どもたちから教わったこの気づきを胸に、目の前の一瞬一瞬を大切に積み上げていきたいと考えています。
これまでお世話になったすべての方に、心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。