院長先生の診察室から 第20回

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■公立藤田総合病院院長　近藤祐一郎先生
梅雨の季節となってきました。6月初旬に発生した線状降水帯による大雨の被害には驚きました。近年は、気候の変動が激しくなっており、注意が必要です。当院では6月6日、火災防災訓練を行いました。コロナ禍で行うことができなかった、避難階段を使って模擬患者を搬送する訓練を3年ぶりに行いました。
5月8日から、コロナ感染者数の発表が、指定医療機関(当院も入っています)からの報告をまとめて、週に1回となりました。6月23日現在、感染者数の急激な増加は認められていません。しかし、小さなピークは今後発生する可能性があり、注意する必要があります。マスク着用は義務でなくなりましたが、病院内ではマスク着用をお願いします。一方、5類感染症となり1ヶ月以上が経過し患者数が落ち着いていることから、病院での面会禁止を緩和していく方針です。直ちに全面解除は行わず、制限しての面会許可となります。ご理解とご協力をお願いします。
当院では、毎年5月に病院祭を開催して、地域の皆さんに院内を見学して頂き、各種イベントを開催していました。コロナ感染症発生後は残念ながら中止しておりましたが、本年秋には、感染の状況が落ち着いていれば、開催したいと考えていますので、楽しみにして下さい。
マイナンバーカードの保険証利用を国が推進しております。当院でも利用対応可能となっておりますので、ご希望の方は総合受付にてご相談下さい。