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自治体の皆さまへ

院長先生の診察室から第26回

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福島県国見町

■公立藤田総合病院院長 近藤祐一郎先生
あけましておめでとうございます。今年の干支(えと)は、甲辰(きのえ・たつ)で、「春の日差しが、あまねく成長を助ける年」の意味だそうです。ここ4年間コロナ感染症のため、いろいろ大変な時間を過ごしましたが、今年は大きな成長の年になることを期待しています。
世界では、ウクライナ、パレスチナと戦乱が続いて、多くの人々が苦しんでいます。今年中には平和が実現される事を祈っています。
コロナ感染症は昨年5月からインフルエンザと同じ5類感染症扱いになりました。現在、全国の病院ではコロナ専用病棟はなくなり、基本的に軽症者は自宅療養での対応となります。社会経済活動をみると、ほぼ以前の状態に回復しており、コロナ感染症と共に生活することが当たり前になってきたと考えられます。一人ひとりの感染対策は継続していきましょう。
寒さが厳しくなり、凍結・降雪の時期になりました。高齢者だけでなく、比較的若い方でも、転倒・骨折して、救急搬送される方がいらっしゃいます。自分は大丈夫と油断せず、足元には十分注意して下さい。
人生を楽しむためには、健康である事が大切です。気になる症状がある方は、早めの受診をお勧めします。できれば、かかりつけ医の紹介状があると、円滑に診療が可能ですので、よろしくお願いします。
令和6年が、皆さまにとって素晴らしい年になる事を願っています。

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