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自治体の皆さまへ

高規格救急自動車研究開発事業 二度と繰り返さないために再発防止策(3)

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福島県国見町

■第三者委員会報告に対する対策等の説明会 再発防止策に関するご意見
※再発防止策に関するご意見・ご要望のみ記載しています。

問:対策の中で「必要に応じて」「適切に」などの表現は職員によって判断が変わるのではないでしょうか。
答:個人の判断ではなく、関係職員の意見交換、政策調整会議、プロジェクトチームなど様々な場面で議論し、担当者の考え方に偏らない監視体制をしっかり作っていきます。

問:専門知識がない部分は専門家に聞くという姿勢が必要ではないですか。
答:専門家やアドバイザーの意見は聞きたいと思いますが、今回の問題を受け、アドバイザーと事業者は区別する必要があります。一方で例外的にその会社やアドバイザーしかいない場合、唯一無二の場合などにはしっかり予防線を張ることが大事であり、公正公平が担保できる体制で一緒にやっていきたいと思います。

問:提言1の対策では、事業計画と評価を行うとあるが、すべての事業が対象ですか。この対応策だと対応を固めすぎていて継続しないと思います。継続できる対策を考えてほしいです。
答:皆さまからいただいたご意見を踏まえ、具体的な対策を協議をしていきたい考えています。

問:事務執行適正化検証委員会の設置をする場合、どれぐらいの費用がかかるのですか。
答:具体的な金額はまだ分かりませんが、もし検証委員会を設置するのであれば、弁護士、公認会計士、学識経験者に支払う費用が発生します。

問:職員への研修は実施しているのですか。
答:県の自治研修センターという公務員倫理などの研修する機関で、初任者や数年ごとに泊まり込みで研修を実施していましたが、町独自の研修は実施していませんでした。提言があった内容の研修を今後実施していきます。

問:対策13項目を条例や規則を改正して反映させるのですか。
答:提言の内容に関係する条例や規則を見直し、必要な場合は改正していきます。SNS関係の実施手順が明文化されていなかったので、整備していきます。

▽次のようなご意見・ご要望も寄せられました
・再発防止策に一番大切なのは、何も包み隠さず真実を語らうことだと思う。それができないために不信感を持っている。よく考えてほしい。
・この対策の内容を見ると、事務執行適正化検証委員会をつくらなくても自分たちで確認できることかと思います。こういった委員会は設けないでいただきたい。
・職場内のコミュニケーション、意思疎通が欠けている。職場内で自由に発言できる環境があれば、いろんな議論ができて、このような不正は防げたのではないかと思います。この問題の根本はそこにあると思います。
・対応策が抽象的な内容で方向性しか見えない。内容を具体化してほしい。情報関係についてはしっかりしてほしい。

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